サイガイマップ

釧路市北海道)の災害リスク

人口約16万人 / 30年以内震度6弱以上確率: 69%

釧路市の地理・地形

釧路市は太平洋に面した道東の拠点都市で、釧路湿原(日本最大の湿原)に隣接しています。市街地は釧路川河口の沖積低地に発展し、地盤は泥炭・軟弱土で構成。東部には太平洋の海岸段丘が広がります。千島海溝に近く、巨大地震と大津波のリスクが極めて高い都市です。

災害リスク評価
地震非常に高い
洪水やや注意
津波非常に高い
土砂災害低い
液状化高い
釧路市の災害リスク詳細

釧路市は千島海溝沿いの巨大地震(M9クラス)の発生が切迫しており、30年以内確率は約69%と全国でも最高レベルです。想定津波は最大20m以上で、沿岸部は壊滅的被害が予想されます。1993年釧路沖地震(M7.5)、1994年北海道東方沖地震(M8.2)と、近年も大地震が頻発。泥炭地盤による液状化リスクも高く、過去の地震で噴砂が確認されています。

地震リスク詳細

30年以内確率

69%

震度6弱以上

地震リスク

非常に高い

釧路市の主なリスク要因
  • 千島海溝地震
  • 太平洋岸津波
  • 泥炭地盤
釧路市の過去の災害
1993釧路沖地震

M7.5、震度6。建物倒壊・液状化被害。死者2名、負傷者966名。

1994北海道東方沖地震

M8.2。釧路市で震度6。液状化・地盤沈下が広範囲に。

2003十勝沖地震

M8.0。釧路市で震度5強。津波警報発令。石油タンク火災。

釧路市の避難所・防災情報

指定避難所数

75カ所

主な避難拠点

  • 市内約75カ所の指定避難所
  • 津波避難ビル・高台が沿岸部に複数整備
  • 釧路市観光国際交流センター(大規模避難施設)
釧路市のハザードマップを確認
釧路市の災害対策チェックリスト
  • 千島海溝地震に備え、津波避難ビル・高台への避難ルートを複数確認
  • 津波到達時間を確認(最短15分程度、地域により異なる)
  • 泥炭地盤エリアは液状化リスクが非常に高い。地盤調査必須
  • 冬季の地震に備え、防寒具・非電化暖房を確保
  • 非常持ち出し袋は玄関付近に置き即持ち出せるようにする
  • 車での避難は渋滞リスクが高いため原則徒歩避難

釧路市の災害リスクに関するよくある質問

千島海溝地震はいつ来ますか?

政府の地震調査委員会は千島海溝沿いのM9クラス巨大地震の30年以内発生確率を約7〜40%としています。釧路市周辺では震度6強〜7、津波20m以上が想定されています。17世紀にも同規模の地震・津波が発生した痕跡が確認されており、発生は時間の問題とされています。

釧路で津波が来たらどこに逃げればよいですか?

沿岸部の住民は最寄りの津波避難ビル、または高台(城山・春採公園・武佐の高台方面)へ徒歩で避難してください。釧路市中心部は海抜が低いため、内陸方向でも数km以上離れる必要があります。車での避難は渋滞で命取りになるため、原則徒歩です。

釧路の泥炭地盤はどの程度危険ですか?

釧路市街地の多くは泥炭・軟弱地盤上に立地しており、1993年釧路沖地震・1994年北海道東方沖地震では広範囲で液状化が発生しました。地震の揺れも軟弱地盤で増幅されるため、同じ震度でも被害が大きくなります。住宅購入時は地盤調査を実施し、杭基礎の採用を検討してください。

釧路湿原は防災上どのような影響がありますか?

釧路湿原は遊水地として洪水調節機能を持っており、釧路川の増水時にバッファとして機能します。ただし湿原周辺は地盤が極めて軟弱で、住宅建設には不適です。湿原の保全は防災面でも重要な意味を持っています。

冬に大地震と津波が来た場合、最大のリスクは?

冬季は積雪・凍結で避難速度が大幅に低下するのが最大のリスクです。避難路の凍結、暗闘での移動困難、避難後の低体温症リスクがあります。防寒着・防水靴・ヘッドランプを非常持ち出し袋に入れ、冬季は特に即時避難を徹底してください。

釧路市の地盤が比較的良い地域は?

春採・城山・武佐の海岸段丘上は比較的良好な地盤です。桜ケ岡・愛国の台地面も安定しています。逆に、釧路川沿い・新釧路川沿いの低地、幣舞橋周辺の市街地中心部は軟弱な泥炭地盤で液状化リスクが高い地域です。

釧路から広域避難は可能ですか?

千島海溝地震では道東全体が被災する可能性があり、帯広方面への広域避難が想定されます。ただし道路が寸断される可能性があるため、まずは市内の高台への避難が優先です。津波が到達しない高台で安全を確保した後、状況に応じて広域避難を検討してください。

釧路市の防災情報はどこで確認できますか?

釧路市公式サイトでハザードマップ公開。「くしろ防災メール」で配信。千島海溝の地震情報は気象庁で確認。

このエリアの災害リスクは高めです

リスクスコアが高い地域では、火災保険の水災補償や地震保険の補償額が十分かどうか、今すぐ確認されることを強くおすすめします。万が一の被害額は数百万円〜数千万円に及ぶことがあります。

※ 本サービスは特定の保険商品を推薦するものではありません。保険の見直しは、専門の保険代理店や保険会社にご相談ください。

※ 本サイトの災害リスク情報は、防災科学技術研究所(J-SHIS)等の公開データに基づく参考情報であり、実際の災害発生を予測・保証するものではありません。 不動産取引・保険加入等の意思決定には、必ず免責事項をご確認の上、専門家にご相談ください。