サイガイマップ

ハザードマップの見方・使い方を完全解説【2026年最新版】

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ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、その範囲を地図上に表示したものです。市区町村が作成・配布しており、自宅や職場の災害リスクを知る最も基本的なツールです。この記事では、ハザードマップの種類ごとの見方と、引越し・住宅購入前に確認すべきポイントを解説します。

ハザードマップとは

ハザードマップは、自然災害の被害想定を地図上に可視化した防災ツールです。水防法や土砂災害防止法に基づき、各自治体が作成・公表しています。国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」では、全国のハザードマップを一元的に閲覧できます。

  • 洪水ハザードマップ: 河川氾濫時の浸水想定区域と浸水深を表示
  • 土砂災害ハザードマップ: 警戒区域・特別警戒区域を表示
  • 地震ハザードマップ: 揺れやすさ・液状化危険度を表示
  • 津波ハザードマップ: 津波浸水想定区域を表示
  • 高潮ハザードマップ: 高潮による浸水想定を表示

洪水ハザードマップの見方

洪水ハザードマップでは、想定最大規模の降雨が発生した場合の浸水深が色分けで表示されます。浸水深が0.5m未満なら床下浸水程度、0.5〜3mなら1階が水没、3〜5mなら2階まで水没する水位です。自宅の場所がどの浸水深に該当するかを確認し、避難のタイミングと方法を計画しましょう。

  • 浸水深0.5m未満(黄色): 床下浸水。車での移動が困難に
  • 浸水深0.5〜3m(橙色): 1階水没。2階への垂直避難が必要
  • 浸水深3〜5m(赤色): 2階水没。事前の立ち退き避難が必須
  • 浸水深5m以上(紫色): 建物2〜3階以上が水没。早期避難が生死を分ける

地震ハザードマップの見方

地震ハザードマップには「揺れやすさマップ」と「液状化危険度マップ」があります。揺れやすさマップは、想定地震が発生した場合の各地点の震度を表示します。同じ地震でも地盤の条件によって震度が大きく異なるため、自宅の地盤特性を知ることが重要です。

住宅購入前に確認すべき5つのポイント

不動産購入は人生最大の買い物です。ハザードマップで以下の5点を必ず確認してから購入を検討しましょう。2020年の法改正により、不動産取引時のハザードマップ説明が義務化されています。

  • 洪水浸水想定区域に該当するか(浸水深はどの程度か)
  • 土砂災害警戒区域(イエロー/レッド)に該当するか
  • 地震時の揺れやすさ・液状化危険度はどの程度か
  • 津波浸水想定区域に該当するか(沿岸部の場合)
  • 過去の災害履歴(旧河道や埋立地でないか)

よくある質問

ハザードマップはどこで入手できますか?

お住まいの市区町村のホームページ、または国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」(https://disaportal.gsi.go.jp/)で全国のハザードマップを無料で閲覧できます。紙のハザードマップは市区町村の防災担当窓口で配布しています。

ハザードマップに載っていない地域は安全ですか?

ハザードマップは特定の条件(想定最大規模降雨など)で作成されており、すべての災害リスクを網羅しているわけではありません。想定を超える災害が発生する可能性もあるため、ハザードマップに載っていないからといって安全とは限りません。

このエリアの災害リスクは高めです

リスクスコアが高い地域では、火災保険の水災補償や地震保険の補償額が十分かどうか、今すぐ確認されることを強くおすすめします。万が一の被害額は数百万円〜数千万円に及ぶことがあります。

※ 本サービスは特定の保険商品を推薦するものではありません。保険の見直しは、専門の保険代理店や保険会社にご相談ください。

※ 本サイトの災害リスク情報は、防災科学技術研究所(J-SHIS)等の公開データに基づく参考情報であり、実際の災害発生を予測・保証するものではありません。 不動産取引・保険加入等の意思決定には、必ず免責事項をご確認の上、専門家にご相談ください。