熊本県の災害リスク・ハザードマップ情報
熊本県(九州地方)の災害リスクを5カテゴリで評価。 人口約172万人、面積7,409km²。
熊本県の災害リスクに関するよくある質問
熊本地震の余震はまだ続いていますか?
2016年熊本地震以降、有感地震の頻度は大きく減少していますが、布田川・日奈久断層帯の未活動部分(南西方向の八代〜水俣区間)には依然としてリスクが残っています。新たな大地震が発生する可能性は否定できないため、耐震対策は継続的に必要です。
阿蘇山の大規模噴火は起きますか?
阿蘇山の大規模カルデラ噴火(約9万年前に発生)は極めて低い確率ですが、発生した場合は九州全域が火砕流で壊滅するレベルの災害です。より現実的なリスクは中規模噴火で、火砕流・降灰が阿蘇地域から熊本平野に及ぶ想定があります。阿蘇山は現在も活発な噴火活動を続けており、カルデラ内居住者は常に噴火警戒レベルを確認してください。
熊本市内で地盤が良い地域は?
熊本市内では、中央区の花畑・水前寺周辺(段丘面)は比較的地盤が良好です。逆に、白川沿いの沖積低地(中央区西部・西区)は軟弱地盤で液状化リスクがあります。益城町方向の東区秋津・託麻は2016年熊本地震で大きな被害を受けた地域で、地盤条件の確認が特に重要です。
球磨川流域は今も住んで大丈夫ですか?
2020年7月豪雨後、球磨川流域では堤防強化と流水型ダム(川辺川)の建設が進んでいます。ただし、治水対策の完了までには数年を要し、想定を超える豪雨には限界があります。球磨川沿いに居住する場合は、洪水ハザードマップで浸水深を確認し、大雨警報段階で早めの避難を徹底してください。特に高齢者は避難に時間がかかるため、警報レベル3(高齢者等避難)で行動開始を。
熊本で住宅を建てる際の注意点は?
2016年熊本地震では、1981年以降の新耐震基準の住宅でも倒壊した事例があります。これは2回の震度7という想定外の揺れが原因ですが、2000年の建築基準法改正以降の住宅は倒壊がほぼなかったとの調査結果もあります。熊本県で新築する場合は、耐震等級3(最高等級)を強く推奨します。
今の時期の防災ポイント
梅雨入り前の水害対策チェック
6月の梅雨入り前に、自宅周辺の洪水・浸水リスクを確認しましょう。排水溝の清掃、土のうの準備、火災保険の水災補償の確認が重要です。
公的データソース
- 防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザードステーション
全国の地震動予測地図・震度分布データを提供する公的データベース
- 国土交通省 ハザードマップポータルサイト
洪水・土砂災害・津波のハザードマップを一元的に確認できるポータル
- 内閣府 防災情報のページ
国の防災基本計画・防災白書・被害想定の情報
- 気象庁 防災気象情報
リアルタイムの気象警報・注意報・地震情報
- 気象庁 南海トラフ地震に関連する情報
南海トラフ地震の発生可能性に関する情報
- 地震調査研究推進本部 活断層データベース
主要活断層の長期評価・発生確率のデータ
※ 本サイトの災害リスク情報は、防災科学技術研究所(J-SHIS)等の公開データに基づく参考情報であり、実際の災害発生を予測・保証するものではありません。 不動産取引・保険加入等の意思決定には、必ず免責事項をご確認の上、専門家にご相談ください。