ハザードマップを「見たことがある人」の推計7割が、自宅のリスクを正しく理解できていない
株式会社Mycat(本社:東京都目黒区)が運営するAI災害リスク診断サービス「サイガイマップ」(https://saigaimap.xyz)は、内閣府「防災に関する世論調査」および各種防災意識調査の結果をもとに、ハザードマップの閲覧実態とリスク理解度のギャップに関するレポートを公開しました。
「見た」と「わかった」は別の問題
内閣府の世論調査によると、自分の住む地域のハザードマップを「見たことがある」と回答した人は全体の約44%です。しかし、「見た」ことと「リスクを正しく理解している」ことは異なります。
サイガイマップの分析では、ハザードマップを閲覧した経験がある人のうち、自宅の具体的な災害リスク(浸水深、震度予測、土砂災害の可能性など)を正しく説明できる人は推計で約3割にとどまります。つまり、閲覧経験者の約7割がリスクを十分に理解できていない状況です。
「単眼思考」の危険性
リスク理解が不十分になる最大の要因は、災害リスクを単一の視点でしか確認しないことです。
- 洪水ハザードマップだけ見て安心: 浸水想定区域外でも、地震による液状化リスクが高いエリアがある
- 地震の揺れやすさだけ確認: 揺れは小さくても、土砂災害警戒区域に該当するケースがある
- 河川の洪水リスクだけ注目: 内水氾濫(下水道の処理能力超過による浸水)のリスクを見落とす
国土交通省の「重ねるハザードマップ」では、複数のリスク情報を重ね合わせて確認できますが、操作方法やデータの読み方が一般の方には難しく、十分に活用されていないのが現状です。
複合リスクの見落としが招く被害
近年の自然災害では、複数のリスクが同時に顕在化するケースが増えています。2019年の台風19号では、河川の氾濫に加え内水氾濫が同時発生し、洪水ハザードマップの想定区域外でも浸水被害が発生しました。
気象庁の統計によると、年間の自然災害による被害額は過去10年で増加傾向にあり、「想定外」の被害を減らすためには複合的なリスク評価が不可欠です。
サイガイマップの総合リスクスコア
サイガイマップでは、住所を入力するだけで洪水・地震(揺れやすさ・液状化)・土砂災害・内水氾濫の複数リスクを統合した「総合災害リスクスコア」をAIが算出します。単一のハザードマップでは把握しにくい複合リスクを、わかりやすいスコアで表示します。
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サイガイマップで確認する本リリースに関するお問い合わせは、info@mycat.loveまでご連絡ください。
株式会社Mycat(東京都目黒区三田2-7-22)