サイガイマップ

大阪市大阪府)の災害リスク

人口約275万人 / 30年以内震度6弱以上確率: 30%

大阪市の地理・地形

大阪市は淀川デルタの上に発達した都市で、市域の大部分が沖積低地です。上町台地が南北に走り、その東西に低地が広がる地形。西部(此花区・港区・大正区)は海抜ゼロメートル地帯を含み、北部は淀川、南部は大和川に挟まれています。地下鉄・地下街が国内最大級の規模を持ち、梅田の地下街は浸水時に極めて危険な構造です。

災害リスク評価
地震非常に高い
洪水非常に高い
津波高い
土砂災害低い
液状化非常に高い
大阪市の災害リスク詳細

大阪市は上町断層帯(直下型・死者最大42,000人想定)と南海トラフ巨大地震(津波・長周期地震動)の二つの巨大地震リスクを抱えています。上町台地以外の市街地はほぼ全域が軟弱地盤で液状化リスクが高く、特に臨海部は非常に高い。淀川の決壊時は梅田を含む市北部が最大5m以上の浸水想定。2018年大阪北部地震(M6.1)ではブロック塀倒壊・水道管破裂が広範囲に発生し、比較的小規模な地震でも都市機能に大きな影響が出ることが実証されました。

地震リスク詳細

30年以内確率

30%

震度6弱以上

地震リスク

非常に高い

大阪市の主なリスク要因
  • 上町断層帯
  • 淀川・大和川の氾濫
  • 大阪湾の津波
  • 地下街の浸水
大阪市の過去の災害
2018大阪北部地震

M6.1、最大震度6弱。高槻市でブロック塀倒壊により小学生死亡。広域でライフライン被害。

2018台風21号

関西空港が高潮で浸水・孤立。大阪市内で記録的暴風。屋根・看板の飛散被害多数。

1995阪神淡路大震災

大阪市内は震度4〜5だが、液状化やエレベーター停止等の被害。大阪府全体で死者31名。

大阪市の避難所・防災情報

指定避難所数

350カ所

主な避難拠点

  • 市内約350カ所の指定避難所(小中学校等)
  • 大阪城公園(広域避難場所、上町台地上)
  • 長居公園・長居スタジアム(大規模避難施設)
  • 津波時は上町台地方向(東側)への避難が基本
大阪市のハザードマップを確認
大阪市の災害対策チェックリスト
  • 上町断層帯の直上エリアに住んでいないか確認(大阪市の活断層マップで確認可能)
  • ゼロメートル地帯(此花区・港区・大正区・西淀川区)は津波・高潮・洪水の三重リスク
  • 淀川・大和川沿いは洪水ハザードマップで浸水深を確認
  • 地下街にいる際の避難行動を確認(60mごとに非常口)
  • 2018年大阪北部地震の教訓から、通学路・生活動線上のブロック塀の安全性を確認
  • マンションの高層階は長周期地震動で大きく揺れるため家具固定を徹底

大阪市の災害リスクに関するよくある質問

大阪市で地盤が良い地域はどこですか?

上町台地上(天王寺区・阿倍野区・住吉区の台地面、中央区の大阪城周辺)が大阪市内で最も地盤が良好なエリアです。ただし上町断層帯が直下を走っているため、地盤は良くても断層リスクは高い矛盾があります。台地の東西に広がる低地(西区・浪速区・東淀川区等)は軟弱な沖積地盤です。

梅田の地下街は安全ですか?

梅田の地下街は耐震設計されていますが、洪水時の浸水リスクが懸念されています。淀川が決壊した場合、梅田周辺は最大浸水深5m以上の想定で、地下街は短時間で水没する可能性があります。大雨や台風時に地下にいる場合、浸水の兆候(水が流れ込む音・においの変化)を感じたら即座に地上へ避難してください。

南海トラフ地震で大阪の津波はどこまで来ますか?

大阪湾に到達する津波は最大約5mと想定されています。此花区・港区・大正区の臨海部は直接浸水し、堤防が損傷した場合は市内奥部にも浸水が及びます。津波到達まで約2時間の余裕がありますが、堤防の損傷状況によって変わるため、地震発生後は速やかに上町台地方向(東側)へ避難することを推奨します。

淀川が決壊したらどうなりますか?

国土交通省の想定では、淀川が東淀川区付近で決壊した場合、北区・福島区・中央区北部を含む広範囲で浸水し、最大浸水深は5m以上。梅田の地下街・地下鉄は水没。浸水は数日間継続し、30万人以上に影響。淀川沿いに住む場合は、河川水位情報を常にチェックし、避難判断水位に達したら速やかに避難してください。

大阪880万人訓練とは何ですか?

大阪府が毎年実施する防災訓練で、府内の全携帯電話にエリアメールを一斉配信し、府民が一斉に避難行動をとる訓練です。南海トラフ地震を想定し、津波からの避難行動を実践します。参加は任意ですが、エリアメールは届くため、この機会に自宅・職場からの避難ルートを実際に確認することを推奨します。

大阪市の地下街浸水リスクは?

梅田・なんばの大規模地下街は洪水時の浸水リスクが懸念。地下街から地上への避難ルートを事前確認。

上町断層帯の地震は?

大阪市直下を走る上町断層帯でM7.5の地震想定。市内全域で震度6強以上の揺れ。

大阪市の防災情報は?

大阪市公式サイトでハザードマップ公開。「おおさか防災ネット」で配信。

このエリアの災害リスクは高めです

リスクスコアが高い地域では、火災保険の水災補償や地震保険の補償額が十分かどうか、今すぐ確認されることを強くおすすめします。万が一の被害額は数百万円〜数千万円に及ぶことがあります。

※ 本サービスは特定の保険商品を推薦するものではありません。保険の見直しは、専門の保険代理店や保険会社にご相談ください。

※ 本サイトの災害リスク情報は、防災科学技術研究所(J-SHIS)等の公開データに基づく参考情報であり、実際の災害発生を予測・保証するものではありません。 不動産取引・保険加入等の意思決定には、必ず免責事項をご確認の上、専門家にご相談ください。